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Vol.5「アルスノーバ」
 SWテックによる反発力と軽量化を実現した 5枚合板『アルスノーバ』
一般的に、木材5枚合板のラケットと言うと「球持ちが良く、正確なコントロール性能が売り」となるだろう。しかし、『アルスノーバ』はそれだけではない。5枚合板でありながら硬めの打球感を持ち、カキン!と飛ばす高い反発力を持っているのだ。
そんな高性能ラケットを作り出したのが、「SWテック(Smoked Wood TECH)」と呼ばれる新技術だ。木材を高温で加熱処理することで余分な水分を飛ばし、ラケットの軽量化と反発力の向上を実現したのである。しかも、その効果は一時的なものではない。時間が経っても水分含有量を一定に保ってくれるのが、「SWテック」のすごいところ。軽量・高反発による心地良い打球感を維持したまま、長期間プレーすることが可能なのである。もともと素材として硬めの木材を使用していたうえに、全ての板に「SWテック」が施されている。だからこそ、従来の5枚合板の規格に収まらない高い反発力を持つラケットに仕上がった。
「軽量・高反発」という特長なだけに、パワーのない選手でも振れるラケットという意味で、開発側の見解としてはレディースやジュニアの選手に受けると思われた『アルスノーバ』であった。しかし、ふたを開けてみれば予想以上にトップ選手からの評判が良い。背景には最近のラバーの重量化があり、ラケットの重量はできるだけ軽くしたいという選手の思惑があるようだ。
6.8mmという平均的な板厚ながら、約80gという軽量と高い反発力を持っており、さらに本体価格5,000円という低価格を実現している。高いコストパフォーマンスを持っており、性能面でも価格面でも使う者を選ばないラケットだ。「SWテック」により茶褐色に彩られた『アルスノーバ』。渋い雰囲気を醸し出すこのスグレモノが、新しい快速プレーを実現させる。
↓6.8mmという平均的な板厚。全ての板が「SWテック」により加熱処理されている
アルスノーバ

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